STEP

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データ取得

原価計算の元になるサイクルタイムなどの生産データをGenKanに受け入れします。

データ取得には2つの方法があります。
方法その1 GenKan専用センサを使う 方法その2 取得済みのデータを使う
方法その1 Genkan専用センサを使う
工程に対してセンサを後付けすることで様々な工程のサイクルタイムを簡単に取得することができます。
重量センサ
GenKan Weight Sensor
重量の変化時刻に応じてタイムスタンプデータを取得します。例えば、検査工程では、検査済の部品を重量センサ上に置かれた箱に詰めていけば、一部品が箱に入れられたタイミングでタイムスタンプが記録され、作業時間を取得できます。
設置工程例 : 検査や梱包などの製品を1個ずつ扱う工程等
カメラセンサ
GenKan Camera Sensor
画像認識技術を用い、作業員の人数と稼働時間をデータとして取得できます。また、機械や作業員の動作パターンを認識し、タイムスタンプデータを取得することもできます。
設置工程例 : プレス機・自動機などの定常的な動きをする機械の時間を取得。NC機、MC機などの多台持ち工程における稼動時間の取得。
方法その2取得済みのデータを活用する
GenKanは既存のIoTシステムで取得されたデータ、もしくは生産管理データ・PLCデータ・バーコードデータなどをそのまま活用し、原価計算に利用することができます。また、財務データや見積りデータを入力することで正確な原価分析をすることができます。
生産データ
現場に蓄積された生産データを活用します。工程単位1個あたりもしくはロットあたりの開始時刻・終了時刻や所要時間・サイクルタイムといった実績生産時間のデータが必要です。
原価データ
機械や人に関わる原価データを利用します。GenKanセンサで取得したデータもしくはお持ちの生産データに原価データを突合して、実際原価計算を行います。
見積もりデータ
原価見積りや顧客向け見積りデータを活用します。工程単位の見積りデータを工程単位実際原価の比較対象として、かい離額・かい離率を分析ダッシュボード・分析レポートで提示します。